喪主とはなにか?施主との違いとその決め方

喪主とは?具体的な内容を教えます


喪主

喪主とは葬儀を執り行う人のことで、葬儀の手配や四十九日などの葬儀後の法要の手配を遺族の代表として行います。
誰が勤めるかについては故人との関係性によって変わりますが基本的には一番関係が深い人が勤めます。


喪主の仕事は忙しく、家族が亡くなってしまった場合はまず葬儀会社と菩提寺があれば、ご住職に連絡を取らなければいけません。
喪主の仕事についてはその地方によって変わる場合もありますので、確認しておく必要があります。


僧侶へのお布施の額や挨拶、お手伝いしていただいた方への謝礼など、特別な習慣があるのかは親族やご近所の方に
聞いておくと良いでしょう。


一般的な葬儀までの流れとしては、最初は菩提寺がある場合はご住職へ連絡をします。
そこで、葬儀を執り行うにあたりご住職のご都合の良い日にちを伺い、葬儀の日程を決めます。


葬儀の日程が決った後は、葬儀会社との打ち合わせを行います。


打ち合わせは意外と時間が掛かり、大体2~3時間ほどはかかると思って下さい。
打ち合わせの始めあたりで、お通夜の会式時刻と葬儀・告別式と火葬の時間を決めます。
決まり次第、電話などでご住職に時間を連絡
打ち合わせが終わった後で改めて書面として再度ご住職に連絡すると良いでしょう


その他のご近所や友人、知人へ連絡するタイミングとしては、その時の状況によってしまいますが
おすすめは、打ち合わせが終わった後が良いと思います。


打ち合わせの前に、ご近所や友人、知人などに連絡をすると、打ち合わせの最中にお線香やお悔みの言葉を言いに来られる場合があり、その方々の対応する必要が出てきてしまいます。


そうなると、打ち合わせが途中で途切れ、弔問客の対応が終わってから打ち合わせの続きとなると
それまでの内容が頭から飛んでしまう恐れがあります。


葬儀において、重要なのは状況把握です。
ただでさえ、亡くなった悲しみで思考が不安定なところに、弔問客の対応と葬儀の打ち合わせとなると
正確な状況把握は不可能です。


どこまで打ち合わせしたか、あまり把握できていないまま、とにかく打ち合わせを進めなくてはと、事を急ぐと
気づいたら余分な追加オプションを入れていたりして、高額な値段に膨れ上がる事がありますので
十分注意が必要です。


そして通夜や葬儀当日は僧侶、会葬者の対応を行い、式中の挨拶、最後にお手伝いして頂いた方への挨拶を行います。


また、出棺前の挨拶も得意でなければ最初だけ短く挨拶をして得意な親類に任せることも可能です。
しかし喪主の仕事として一番大事な部分であるためできるだけ自身で行う方がいいでしょう。


この様に、喪主には様々な仕事があり、家族の誰かが亡くなった時から慌ただしくなります。


長男や長女の方は特に役割として回ってくる可能性が高く、両親の葬儀を行う日がいつか来ますので最低でも一生の内に
2回は喪主を務める事になると思います。


喪主としての務めが来た時にどうすれば良いのか混乱する方は多く、何も分からない状態で葬儀の打ち合わせをすると
最悪の場合、葬儀会社の良い様に誘導され、高額な葬儀になる事も十分考えられますので前もって知識として頭に入れておく事をおすすめします。






喪主と施主の違いとその役割


喪主と施主の違い

葬儀の役割としてよく聞くのが「喪主」と「施主」と「受付」ですが
その中の「喪主」と「施主」この2つは一体何が違うのか、どういった役割を持っているのか知らない人は多いと思います。


近年では施主という言葉自体あまり使われなくなってきたため明確な違いがわからなくても問題になることは少ないと思いますが知っておいて損はありません。


そもそも喪主というのは遺族を代表する立場で葬儀を行う際に実務をこなす人になります。
当然ながら喪主は葬儀を行う際には非常に重要なポジションです。


一方で施主の役目は葬儀の費用を負担する代表の事をいいます。
主に、喪主をサポートする立場になります。
喪主ほど実務面で動くわけではありませんが葬儀を行う上では非常に重要な責任者となります。


ただし、状況的に喪主が高齢で、葬儀を取り仕切る事が難しい状況だった場合に
喪主の代わりとして、施主が葬儀の取り仕切りを行う事もあります。
その場合の施主は、長男か長女の子供になります。


近年では喪主=施主となるケースが非常に多いです。
そのためあまり区別せずに喪主として扱う事が増えています。
いわゆる家族葬ぐらいの規模であれば喪主と施主が一緒になり役割が混同していても特に問題なく葬儀を終える事ができるでしょう。


喪主と施主、共に葬儀において重要なポジションです。
とはいえ、喪主だから施主だからという事で、葬儀の内容を勝手に決めて良い物ではありませんし
喪主や施主に丸投げとう訳にもいきまえせん。


周りの人と良く相談を行い、協力し合う事が何より大事になりますので
良い葬儀にする為にも助け合う事を大切にして下さい。






喪主の決め方とは?


喪主の決め方

葬儀を執り行う際にまず最初に決めなければいけない事は「喪主を誰がやるか」です。
喪主は非常に重要な役割を担うため初めに決めなければスムーズに進行することは難しいでしょう。


喪主を決める際には遺言を先に確認するようにしましょう。
というのも葬儀の喪主についての遺言があるかもしれないからです。
特に指定がない場合が多いとは思いますが、遺言で指定があれば従うのが望ましいです。


遺言で指定がない場合には一般的に遺族や親族、血縁関係にある人が喪主を担当する事になります。
良くあるパターンは、夫が亡くなった場合、夫の配偶者である妻が喪主を務める場合です。
しかし配偶者は高齢の場合もありますので、その他の理由で喪主を行えない事もあります。


配偶者が喪主を務めることが難しい場合は息子や娘、あるいは故人の兄弟などが喪主を務める事が多いです。
子供が若くして亡くなった場合などは、その両親が喪主を務める事になります。


それ以外に例外な状況もあります。
故人に血縁者がいない場合です。

その時は故人の知人や施設の代表者が喪主の役割を担うこともあります。
近年ではこうしたケースも少なくありません。
この場合はあまり喪主という表現は使いませんが、喪主と呼んでも間違いではないでしょう。


この様に、喪主となる人は必ずしも遺族や親族という訳ではありません。


亡くなった方が生涯独身で両親や兄弟もない場合、その人に関わりのあった人か役所関係の人が
葬儀を取り仕切る事になります。


その時に、役立つのがエンディングノートになります。
このエンディングノートに葬儀において希望することが記載してあれば
その希望に沿う様にしてくれる可能性があります。


もし、血縁者以外が喪主を務める場合は、遺言として遺している物がないか
確認する事をおすすめします。