枕飾りで葬儀費用を安く抑えられる方法

枕飾りの意味とは?


枕飾り香炉

葬儀の前に必要となる枕飾りとは、どういう意味なのか?行う必要性とは?そのあたりを理解すれば、ただ儀式的な事をやっている様な事務的流れではなく、各々の心の中で深い意味合いが出来てくると思います。


そうすれば、一つ一つの儀式が大切な思いと一緒に心に残ると思いますので、理解していだたければと思います。


そもそも枕飾りの意味とは、通夜が始まるまでの間に弔問客が安置されいてる場所で故人の礼拝が行える為の簡易的な施設という意味合いがあり、不幸を聞きつけた方がお線香をあげられる様に前もって準備するモノになります。


それ以外に仏教的な意味合いとしては、亡くなった人の魂はこの世への未練からあの世へ向かうことをためらうと考えられています。
生前に強く持っていた執着が影響して滞在を望むといわれることから、魂が迷うことなく成仏できる為の供養として、お供え物やお線香、清める物として樒(しきみ)魔除けの為の守り刀などを用意し、故人を偲ぶという大切な意味があります。


今でこそ地方でしか行ってないと思いますが、昔から各家庭でお世話になっているお寺が存在し、不幸があれば例え夜だったとしても、故人のこの世の執着を取り除いて成仏に導くために、葬家へ出向いて、ご住職か僧侶が故人の枕元でお経を唱えいました。


これが枕経という、僧侶のお勤めの一つになります。


その際、お経本をお持ちになるので、お経本を置く為の台としても使用していました。
ですので、僧侶のお勤めの為にも、この枕飾りというのは大事な役割があったのです。


現在の枕飾りは仏式や神式、キリスト式など、それぞれで異なった特徴がありますので、枕飾りを行う時は注意が必要です。
事前に知っておけば、いざそういう不幸になった時に慌てることなく、落ち着いて対処できると思いますので、憶えていただければと思います。


また、この枕飾りをご自身で準備できれば、その分の葬儀費用も浮かせられますので知って損はないと思います。
次の記事では、その枕飾りのやり方をご紹介したいと思います。








枕飾りが出来れば費用が浮く!そのやり方を紹介


枕飾りやり方

ご身内の誰かが亡くなってから通夜までの間に自宅でご遺体を安置する際、「枕飾り」というものがなされます。
枕飾りには亡くなった方がしっかり成仏できるようにという意味があり、葬儀会社によって追加料金となっていたり、最初から料金として含まれている会社と様々です。


また、葬儀自体は他の葬儀会社にお願いする予定で、搬送のみお願いするという状況もあったりします。
搬送のみの依頼だったとしても、大体の葬儀会社は枕飾り一式も一緒に持って行きます。
その際、搬送先でご安置した後に、ご家族の方々がすぐにお線香をあげられる様に枕飾りも一緒に設置する場合が多いです。


その枕飾りに関しては、葬儀会社がご安置を完了し搬送料のご請求の時に、料金としてプラスされています。
ご自身で枕飾りを設置するのであれば、搬送を行う方に前もって「自分たちで枕飾りをします。」と伝えれば、枕飾り代はかかりません。


枕飾りが追加料金となっている葬儀会社を利用する場合にも、できればこれらはご遺族の方たちで行い、少しでも料金を安く済ませたいかと思われます。
ちなみに、枕飾りを葬儀会社に任せた場合、大体1万円~3万円はかかってしまうようです。

そこで、今回は宗教別に枕飾りのやり方についてご紹介していきますので、参考にして頂ければと思います。

ここでは仏教、神道、キリスト教の3つをご紹介致しますが、元々キリスト教には枕飾りは行いませんが、わが国では以下に挙げる飾りをするのが一般的となっています。



【仏教の枕飾り】

仏教では、鈴(リン)、小さ目の花瓶、菊1本か樒(しきみ)、お供えの水を入れる為の湯呑かコップ、一膳飯(枕飯とも言う)、枕団子、線香立てに入れた線香、香炉、燭台に乗せた蝋燭を準備してください。
香炉には一本の線香を立てて、一膳飯に使用する茶碗と箸、お供えの水に使用する湯呑に関しては故人が生前に使っていたものを用意しましょう。

無い場合は、代用の物でも構いません。

そして、この時のご飯は一膳飯として“使用する分”だけを新たに炊くことがポイントとなっています。
これらを白い布が掛けられた台の上に載せて、故人の側面に配置します。


〈注意として〉

地域によっては多少内容が違う場合があります。
例えば、枕団子の数や盛り付け方、一膳飯に刺す箸の刺し方など、その他にも地域によっての独特の風習があるかもしれませんので、ご近所で詳しい方や叔父や叔母などの親戚に、住んでる地域での枕飾りの内容を聞くと良いと思います。


〈末期の水〉

次に、末期の水(まつごのみず)という儀式を家族全員で行います。
家系上、故人に一番身の近い方から順番に始めます。


〈用意する物として〉

15cmぐらいの細めの棒を用意し、片側の先端に、布などの物を少し膨らんだ形状にして輪ゴム等で付けます。
イメージとしては綿棒の先端の様な感じです。

次に、水が入った湯呑、受け皿用の小皿を小さめのお盆に載せます。


〈所作として〉

まず、お線香をあげた後、故人の顔元に移動し、用意した15cm程の布などを付けた棒の布の部分を、水が入った湯呑に少し浸し、余分な水分を切ったら受け皿を添えながら故人の口元を全体的にポンポンと叩き、口を潤します。
終わったら、お盆に戻して合掌をします。




【神道の枕飾り】

神道では、八足机と呼ばれる台の上に三方、花瓶、燭台を乗せ、三方には水、塩、洗った米、お神酒の4つを乗せます。
御霊代に関しては中央の奥に置いてください。
その他にも家庭によっては、故人が好きだったものを乗せる場合もあるようです。



【キリスト教の枕飾り】

キリスト教では、枕飾りは行われないようですが、日本でこれを行う場合は、十字架、燭台、聖書といった他、水やパン等を用意することがあるとされています。
これらを白い布が掛けられた台の上に乗せてください。




以上が、代表的な枕飾りになります。
先ほども、お伝えしましたが、地域によって多少の違いがありますので、上記で紹介した内容が全てとは限りません。
事前に、住んでいる地域の枕飾りがどういった内容なのか調べることをおすすめします。