お墓参りの作法や代行サービスなど紹介

お墓参りの作法
あなたはしっかりできますか?


お墓参り 作法

家からお墓がすぐ近所にある方ならば、ちょっと散歩ついでにお花を買って
お墓の周辺を掃除してきれいにして…と気軽な感じで、大切な方に会いに行っている方も少なくないでしょう。


これも、もちろん素晴らしいお墓参りのあり方ですが、一方で正しいお墓参りの作法というものも
もちろん存在します。


遠方からの帰省の際、故人の命日や春・秋のお彼岸、お盆の時期など、折を付けてお墓参りをする際に
心にとどめておくとよいでしょう。


まずお墓参りをする際の服装ですが、極端に派手でなければどんな格好でも大丈夫です。
ただ、状況によってはお墓の周辺を掃除するという作業がありますから、仰々しい恰好よりも
動きやすく多少汚れても大丈夫な服装がいいかもしれません。


菩提寺に付随したお墓であるなら、まずお寺の本尊を拝んでから、墓園へ向かいます。
たいていは入口に水場がありますので、そこで手を清めてから桶に水をくみ、ひしゃくを拝借してお墓へ行きましょう。


お墓に向かって一度合掌してから、掃除を始めます。
色々な程度があると思いますが、草むしりなどをして大量のごみが出た場合
お寺のゴミ置き場に持って行けるか、あるいは持ち帰るべきか、寺務所で相談しましょう。


持参した仏花やお供えを置いてお線香を焚き、きれいになった墓石に桶の水をひしゃくでていねいに流し掛け
合掌して故人にお参りしましょう。


宗派によって多少の違いはありますが、大体の場合、心をこめてこれらの動作を行えばOKです。
最後に、食べ物をお供えとした場合は、カラスや野生動物に荒らされないように必ず持ち帰るように心掛けましょう。






お墓参りは“いつ”行ってますか?
意外と知らないお参りのタイミング


お墓参り いつ

お墓参りといえば、お盆をイメージされる方は多いことでしょう。
お盆は旧暦や新暦ともに8月13日から16日の間を指しますが、一般的には迎え火を灯してご先祖様を迎え入れ
送り火や精霊流しで送るため、お盆初日である13日にお墓参りを行なって、ご先祖様を招き入れるというのが普通です。


では、お盆以外にもお墓参りを行なう時というのはあるのでしょうか?
若い世代など、知らない方が多いと思いますので、ご紹介したいと思います。


まず挙げられるのがお彼岸(おひがん)です。
お彼岸は1年で春と秋の2回あり、春分の日、秋分の日をお彼岸の中日と呼び、この前後の1週間がお彼岸にあたります。


お彼岸はあの世との距離が1年で1番近くなる日と言われ、古くから言い伝えられてきたので
今でも一つの慣わしとして継承されていますが、お墓参りはそのお彼岸の中日に行なう人が多いようです。
しかし、この中日以外の前後1週間でも、タイミングとしては問題ありません。


次に挙げられるのが故人の命日です。
ただし、この命日が平日で、仕事等でお墓参りにいけない場合は、前の週の土日に行なうのが一般的とされています。


この命日というのは故人が亡くなった月日のことを指しますが、月命日にお墓参りをすることもあります。
月命日とは、例えば、1日に亡くなった場合は毎月1日が月命日にあたり、この日にお墓参りをします。


月命日も命日同様、その日が平日でお墓参りにいけない場合は、月命日の前の週の土日などに行なうのが一般的です。
このように、お墓参りにはお盆の他にも上記のようなタイミングで行なう場合があるのです。


しかし、基本的には全く関係のない日でも、お墓参りしても特に問題はないので
ふっと「お墓参りに行こう」と思ったのであれば、もしかしたらご先祖がお呼びになっているのかもしれませんので
その時は、是非お墓参りに行ってあげてください。






お墓参りの代行サービスとは?


お墓参り 代行

現代は色々な代行サービスがあります。
忙しかったり身体が不自由などから、家事を代行してもらったり
出席予定だった結婚式に穴を開けられずに代理出席をお願いするなど、実に様々です。


そして、お墓参りの代行サービスも数年前に誕生し、利用する数が増えているようです。
お墓参りを代行するサービスと聞くと、少し変な感じがするかもしれませんが
ある意味、今の時代を反映していることかもしれません。


お墓参りの代行サービスを利用される理由としては、

・忙しい

・お墓が遠い

・身体が不自由でなかなか行けない

など様々です。


お墓参りの代行サービスは、ご依頼人の代わりにお墓参りを行いますが
基本的には、なかなか行くことが出来ないお墓のお掃除や管理を行う立場になります。


年に2回のお彼岸とお盆や命日を合わせた少なくとも年4回のお墓参りをして
都度お墓のお掃除をしてあげられたら良いですが、諸事情から全く叶わないことも少なくありません。


家族や親戚に頼める状況にないならば、お墓参り代行サービスを利用することも
ご先祖様のお墓を思う気持ちからは、正しい選択かもしれません。


お墓参り代行サービスの目的は、墓石のお掃除と敷地内の草取りや植木の剪定です。
お線香を焚いたり生け花やお供え物を置くなどは、ご依頼者様の代わりに立って行うものです。


【お墓参り代行サービスの費用について】

・お墓の現状確認で、3,000~5,000円

・お墓参りの代行のみで、10,000~20,000円

・お墓のお掃除やお手入れまで含めて、20,000~30,000円

がおおよその相場の様です。


お墓参り代行サービスを利用するに当たっては、いくつか確認しておきたいポイントがあります。
自らお墓参りに行けないからこそ、ちゃんとした会社なのか?しっかりしたサービス内容なのか?
大切なポイントになります。

・依頼先にしっかりとしたホームページがあるか?

・サービス内容と料金が明確になっているか?

・お墓参りの前後の写真を提示してもらえるか?

などとなります。


こちらが行けないことを逆手にとった悪意のある業者がいないとも限りません。
少なくとも、この3つのポイントは押さえておきたいところです。






お墓参りに必要なものを紹介


お墓参り必要な物

お盆やお彼岸の他、命日などにお墓参りをされると思いますが
ご両親をはじめご先祖様のお骨が収められているお墓だとしても、正直年に数回しかお墓参りが出来ていないという方も
少なくないのではないでしょうか。


当然の様に屋外で雨風に晒されているお墓は、日々汚れてしまっています。
墓石にコケが生えたり、敷地に雑草が生えたりしてしまっていることでしょう。


折角のお墓参りでは、お墓のお掃除も考えたいところです。
しかし、いざお墓のお掃除も兼ねてお墓参りをしようとする際、どんな道具が必要なのか分からないという方も多いと思います。
どんな道具を持っていくと便利なのか、基本的な物をいくつか紹介したいと思います。


お掃除も兼ねてお墓参りをする時には、なるべく時間に余裕を持って出掛けたいところです。
お墓のお掃除は、意外に時間が掛かりますし体も動かしますので、女性の方はスカートではなくパンツルックが良いかもしれません。

【お墓参りに持っていくと良い基本的な物として】

・お線香

・マッチ

・ロウソク

・切り花

・お供え物

・雑巾

・バケツ

・たわし

・歯ブラシ

・墓石用洗剤

・ほうき

・スコップ

・植木用ハサミ(植木がある場合)

・ゴミ袋

などになります。


改めて高価な物を買い揃える必要はなく、使い古された物や100円ショップで扱われている物で十分だと思います。


切り花やお供え物については、お寺や墓地の近くのお店で扱っていることも多く
またお掃除に使うバケツや、たわしなどは、お寺や墓地に用意されていることも多いと思います。


それらが用意されていることが事前に分かっていれば持って行かなくても済みますし、逆に使いずらかったり
同時に他の方が使っていて無い場合などを考えると、自分が使いやすい物を予め持っていくのが良いかもしれません。


道具の中に「墓地用洗剤」を紹介しましたが、食器用洗剤を墓石の掃除に使うと
シミが出来たり変色するケースがあるので避けた方が無難です。


歯ブラシは、墓石に刻まれた文字や、繋ぎ目などの細かい部分のお掃除に使うと大変便利です。
そして意外と忘れがちなのが、ゴミ袋です。


お掃除に一生懸命になって、出たゴミの処分をどうするかを考えてしまうこととなります。
お墓参りのお寺で出たゴミを自宅へ持ち帰る為にも、ゴミ袋を持って行くのがスマートでしょう。


お墓を綺麗にお掃除して、清々した心持ちで改めてご先祖様へご挨拶することが
より良いお墓参りになるのではないでしょうか。