葬儀の挨拶・お悔みの言葉・葬儀後の挨拶ポイントとは

葬儀での喪主の挨拶について


喪主挨拶

葬儀の際、喪主の大きな仕事と言って良いのが挨拶です。
喪主の挨拶とは主に会葬に来て下さった皆様へ、故人に代わり、お礼を言うと言う事がメインになっています。
その為、冒頭には必ず、会葬のお礼を伝え

「本日はご多用にもかかわらず、亡き○○の葬儀にご会葬くださいまして、厚く御礼申し上げます。」

といった感じで挨拶を始めます。
その後、故人の事を少し話に取りいれ、お礼を述べ終了になります。


一般的な喪主の挨拶の長さとしては、ほんの数分程度で十分です。
長々と話す必要は一切ありません。


また、その際、注意しなければいけないのが、好ましくない言葉を挨拶に入れないと言う事です。
例えば、「重ねて」「重ね重ね」など重なると言う言葉は、お礼を言う際に「重ねてお礼申し上げます。」
などと使ってしまいそうですが、不幸が重なるという意味合いになるので避けなければいけません。


その他、同じ意味合いとしては、「度々」「次々」「再び」「再度」「繰り返す」など
あとに続く事、重なる事を連想させるような言葉は、喪主の挨拶にふさわしくないと言える為、注意が必要です。


これらの事に注意し、できれば、紙に書き、あらかじめ準備しておくと安心です。
喪主の挨拶と言うものは、合計4回必要になってきます。
まずは、お通夜終了後の挨拶と、その後の通夜振る舞いの献杯前の挨拶
そして、告別式の終了後の挨拶と、精進落としの際です。


その中でも、お通夜と告別式終了後の際に挨拶においては、一般の人の前でも行う挨拶になってきますので
より重要な挨拶になってきます。






葬儀後の挨拶も大事!その理由とは?


葬儀後挨拶

葬儀の後、喪主などをはじめとした身内において、挨拶回りと言うものは、とても重要になってきます。


まず、ご近所さんなど通夜や葬儀の際にお手伝いをいて頂いた場合、できれば葬儀の翌日には
喪主が代表し挨拶回りを行います。


葬儀の翌日が最も好ましいタイミングにはなりますが、どうしても難しい場合は、最低でも初七日までには
挨拶を済ませる
ようにする必要があります。


その際の服装は、喪服が一般的で、場合によっては、菓子折りなど手土産を持って、挨拶に伺います。


その他、弔電を頂いた人や供花・供物も頂いた人にも、挨拶状を出します。


直接、通夜や葬儀に来て下さった人に関しては、当日渡す「会葬礼状」にて、挨拶をさせて頂いている為
改めて、お礼の挨拶を行う必要はありません。


その他にも、お勤めをして頂いた神社やお寺に出向き、改めてお礼の挨拶を行う必要もあります。
この場合も、できるだけ早いタイミングで済ませると良いかと思います。


また、いくら「会葬礼状」で挨拶を済ませているからと言っても、会社の上司や目上の人には、改めて
お礼を伝えておく
と良いかと思います。


この場合忙しければ、さほど急ぐ必要はなく、改めてゆっくりとお礼を伝えても良いかと思います。


これら全般に言える事は、葬儀の挨拶と言うものは、葬儀終了後、できるだけ早いタイミングで行う事が大切という事
できれば、初七日までにすべての挨拶回りを終了させておく事がベストだと言えます。






葬儀のお悔みの言葉で気を付けるポイントとは?


お悔みの言葉

急遽、葬儀に参列する必要が出てきた時、行った先で悩むのが「お悔みの言葉」です。
相手方はほとんどの場合、深い悲しみにおり、こちらからどのように声をかけるべきかは、非常にデリケートな問題です。


このとき、あまり積極的に話しかけてしまうのは良くありません。
人が亡くなっていますから、精神的なショックもありますし「これからどうするか」という今後の計画なども
ほとんどの方がまだ白紙で、あまり考える事ができていない状態でしょう。


そんな時に「亡くなった◎◎さんには大変お世話になって3年前のあの時には…」などと話したところで
相手からすると困惑するだけです。
手短に、簡単に済ませましょう。


発する文言については、2点注意があります。


1点目が「忌み言葉」と呼ばれるものです。
忌み言葉とは、例えば「重ね重ね」「もう一度」「また」など繰返しを連想させる言葉などです。
喪主の挨拶でもお伝えしましたが、これは参列者側にも言える事です。
つい口に出してしまう言葉もありますので注意しましょう。


2点目が「宗教による言葉の違い」です。
「死を表す言葉」は仏教では「成仏」「冥福」、新道では「永別」「帰天」キリスト教では「召天」「天のもとに召される」
などが使われます。


例えば、これは喪主にも当てはまりますが、「ご冥福を祈ります」という言葉がありますが
これは口で発する言葉としては、実は不適切です。


この言葉は、弔電などのお悔みとして使われる文章なので、口でお悔みの言葉を伝えるのであれば
「この度は、ご愁傷様です」「お悔み申し上げます」といった内容が適切ですので気を付けて下さい。


これらは、特に年配の方などが気にされるところです。
しかも、葬儀の際にその場では注意されることはよっぽどの事が無い限りありません。


こちらが全く気付かないうちに、相手に不快感を与えるだけになってしまいますので
こういった葬儀の時のマナーやルールは、事前に予習して間違いないように臨むとよいでしょう。