喪中はがきの作成・マナー・喪中見舞いについて

喪中はがき作成の基本知識


喪中はがき_基本知識

自分の近親者に不幸があった場合は、年賀状ではなく年賀欠礼状、通称「喪中ハガキ」を出すということが
社会人としての最低限のマナーになります。


この喪中ハガキは先方が年賀状の準備に取りかかる以前に出さなくてはなりません。
ですので、11月半ばから12月初めあたりには到着するようにしたいものです。


喪中ハガキといっても業者に頼むようなこともありません。
普通のハガキに喪中ハガキのルールに則って自作してしまうことをおすすめします。


パソコンとプリンタがあれば簡単にできてしまいます。
ただ注意点があるとすれば、年賀ハガキではなく普通のハガキでプリントをしなければならないことです。


また郵便局では弔事用の切手もありますので、利用することも考えたほうが良いでしょう。
意外かもしれませんが、喪中ハガキといってもカラーが絶対NGというわけではありません。


もちろん華美すぎるものは控えたほうがいいですが、色のついた喪中ハガキもマナーとして認められています。
パソコンで自作する場合、例えば故人が好きだった花などがあれば、その写真をレイアウトすることを考えもいいでしょう。


パソコンの場合は、いろいろなフォントなど、デザインを変えてできます。
その場合、フォントについて何かルールがあるのではないか、と思われるかもしれません。
しかし、実際のところそこまで明確な決まりがあるわけではありません。
また縦書きか、横書きかということにも関しても同様で、どっちでもいいというのが答えのようです。


ですので、ゴシック体で横書きということでも決して失礼にはならないのです。
しかしながら、これも写真をレイアウトするときと同様に、あくまで新年の祝賀を自粛するための「詫び状」である
という認識を忘れてはいけません。


また出す相手が保守的な考えのお年寄りであることもあります。
とすればやはり楷書体で縦書きが良い、という結論に至るでしょう。






喪中のマナー【いまさら聞けないアレコレ】


喪中_マナー

喪中とは、近親者が亡くなったあと、故人を偲ぶ期間のことです。
喪中は神道の概念が起源となっています。


穢れ(けがれ)の一つして死を捉えているため、身内に死者が出た時は他の人に穢れがうつらないよう
他者と面せずに一定期間生活する風習がありました。


この一定期間中の生活を「喪に服す」と言い、現代における「喪中」の名残です。
似ている言葉に「忌中(きちゅう)」があります。


忌中は特に穢れを忌む期間であり、四十九日を過ぎるまでは髪・髭を剃ること、神社に行くこと、仕事をすること
殺生することを禁止しています。


喪中の間は身を慎むという意味でおめでたいことを避けます。
お正月は基本的におめでたい行事なので、松飾りや初詣、おせち料理は控えましょう。


また、年賀状も控えなければならないので事前に「喪中はがき」を送ります。
喪中はがきは「年賀欠席状」が正式名で、新年のご挨拶ができずに申し訳ございませんという詫び状です。


お中元・お歳暮はお世話になった御礼という意味なので贈答しても構いません。
気持ちの面で気になると言う方は、暑中お見舞いや寒中見舞いとして時期をずらすのも良いでしょう。






喪中見舞いとは?例文や送る時期などご紹介


喪中見舞い_例文

年末間近になると、届いたりする「喪中はがき」
各位に対して、不幸があった事、年末のご挨拶が出来ない事を通知する為に送られるハガキですが
最近では、その喪中はがきに対しての返事や、その方に気遣って、とある手紙やハガキを送られる方がいるそうです。


それが「喪中見舞い」という手紙です。


昔であれば、喪中はがきが来ても単純に年賀状を送らない様にしていましたが
最近では一つのマナーとして定着しつつあるようです。


喪中はがきに対しての返事として行う「喪中見舞い」ですが「寒中見舞い」も、その返事として利用している方がいるようです。


喪中見舞いと寒中見舞いについてですが、大きく違うのは返事を送る時期が違う点です。
喪中見舞いは基本的に、送る時期は決まってなく、喪中はがきが来た時にすぐ送ることが出来ます。


それに対して、寒中見舞いは1月5日頃から2月4日の期間に送るハガキになります。
喪中はがきが来ても、すぐに返事が出来ない場合などに有効でしょう。


では、実際に喪中見舞いを送ると決めた場合は、どういう内容がいいのか、特に書いておくべき文章は何なのかを
例文にしてご紹介したいと思います。


まず初めに、「この度はご丁寧なご挨拶をいただきまして恐れ入ります。」などといった喪中はがきに対してのお礼を
示す文章を入れた方が良いでしょう。


次に文中ですが、「ご服喪中と存じ、新年の挨拶を控えさせていただきます」というような、新年の挨拶は控えますという旨を
伝える文章を入れる様にしましょう。


その後は、亡くなられた方に対するお気持ちや遺族に対しての気遣いなどを書かれると、事務的にならずに
気持ちのこもった内容になると思います。

では状況に応じた、例文2つをご紹介します。


【喪中はがきで訃報を知った場合の例文】

この度はご丁寧なご挨拶をいただきまして恐れ入ります。
年賀欠礼のお知らせを受け、大変驚いております。
存じ上げずに失礼しましたことをお許しください。
お悔み申し上げるとともに心よりご冥福をお祈り申し上げます。
ご服喪中と存じ、新年の挨拶を控えさせていただきます。
どうぞお体に気をつけて、新しい年をお迎えになられますよう
お祈り申し上げます。



【すぐに喪中見舞いを送る場合の例文】

この度はご丁寧なご挨拶をいただきまして恐れ入ります。
ご服喪中と存じ、新年の挨拶を控えさせていただきます。
お悔みを申し上げるとともに故人の面影を偲びつつ
遠方から合掌させていただきます。



以上が、例文になります。
誰しも、訃報を知れば悲しい気持ちになりますが、一番辛い思いをしているのは
他ならない遺族や親族の方々です。


そういった気持ちを少しでも慰める為に、こういった喪中見舞いは良い方法と言えます。
また、中には喪中見舞いと一緒に品物を贈る方もいらっしゃるようです。


品物を据える事で、より一層のお気持ちを伝える事が出来るでしょう。
ただし、ここにも実は注意点があります。


最近よくお線香などのメーカーが「喪中見舞いにお線香を」という事で
喪中見舞いと一緒にお線香を品物として販売しています。


贈くる側からすると一見良さそうに見えますが、贈られた側からすると
「喪に服してる私たちにお線香?」と解釈される恐れがあります。


喪中見舞いは、あくまでも“喪に服している方に対しての見舞い”になる訳ですので
贈る品物の選定は、よく考えないといけません。


仮にお線香を贈られるのであれば、一言
「心ばかりのものでございますが、お線香を送らせていただきます。
よろしければお供えいただければと存じます。」
といった文章を付け足すようにしましょう。


また状況的に考えた場合、自分以外にも喪中はがきは送られてるのは想像付きます。
となると、自分と同じく喪中見舞いを贈る方は少なからず、いるであろうと考えられます。


そうした場合、同じようにお線香を選ばれる方もいるはずです。
つまり、定番と言える品物「お線香」また「お花」「ロウソク」などは、大量に届いている可能性がある訳です。


そんな中、追い打ちをかける様にお線香などを贈ってしまったら、遺族の方は
「また線香が届いた…」と困惑する恐れがあります。


そんな場合、仏事以外にも使えるロウソク系の品物が良いでしょう。
ロウソクはお線香と違い、太さがあるのである程度入ってる品物でも数は抑えられます。


また、仏用のロウソク以外にもアロマキャンドルなども品物として良いと思います。
そして、実際にそういう状況で使われた方はご存じと思いますが、仏用のロウソクは
実は災害時に非常に役に立ちます。


ここ最近、多く発生している大型地震ですが、地域によっては長期間に渡って停電する
ところもあります。夜も電気が付かない、そんな時に仏用のロウソクが役に立ちます。


余談になりましたが、喪中見舞いの参考になればと思います。