遺影写真の撮影や処分方法など掛かる費用について

遺影写真の撮影で後が楽!その理由


写真撮影

「生前中に遺影写真を撮るなんて、縁起でもない!」と思われる人もいるかも知れませんが
実際、最近では生前中に遺影写真を撮影しておく人も多く、そうしておく事で、メリットもたくさんあると言われています。


例えば、急な葬儀の準備の中、遺族の方が遺影に少しでもいい写真をと思い、アルバムの中から探すと言う事は
想像以上に大変な作業になります。


葬儀の場合、悲しみを抑えながら、次から次へと準備を行わなければならず
そうした遺族の大変さを少しでも軽減してあげる為にも、生前に遺影写真を撮影し
負担を減らしておくと言う事は、スムーズに葬儀の準備が行える様になってくるのです。


もちろん、遺族の為だけではありません。
生前に遺影写真を撮影しておく事で、自分が気に入った写真で遺影を作れる訳です。
遺影写真と言うものは、葬儀の際、多くの人に見てもらう他、その後も、先祖代々飾られる事もある大切な写真です。


そんな、写真をスナップ写真で引き伸ばしたようなものではなく、キレイに撮った写真で残す事ができれば
本当に素晴らしい事かと思います。


そんな、生前に撮影する遺影写真の場合、自前のカメラでも大丈夫ですが、プロに撮影してもらうと
より一層、良い写真を残す事が可能になってきます。


近所の写真館で撮影する事も可能ですし、終活イベントなどに参加する場合は
イベント会場でも遺影写真の撮影を行っている事が多いため、一度、利用してみのも良いと思います。






遺影写真の処分はどうすればいいのか?


遺影の処分

遺影写真と言うのは、生前のその姿を写し出す大切なものですが、葬儀が一通り終了してしまうと
その保管場所や処分方法に頭を悩ませてしまう方が多いようです。


基本的に四十九日までは、遺影写真を後飾り祭壇の上に飾っておき、それ以降は新盆の時に
今度は精霊棚(しょうりょうだな)の上に飾ります。


四十九日から新盆までの間と、新盆以降は遺影写真を使う事はほとんど無くなります。


大体の方は代々ご先祖様の遺影を飾る場所が用意されているなど、それに倣って並べて飾るか
そうでない場合は、遺影の額縁が入っていた箱の中にしまい、押し入れなどに大切に保管する方が多いようです。


遺影写真の保管に関して特に決まりは無く、乱雑に扱わなければ押し入れなどに保管しても問題はありません。


また、飾る場所が狭い場合は遺影写真の小さい方だけを飾っている方もいるようです。
そうなると、大きい遺影写真が不要になる事があります。


この場合、葬儀で使用した大きな遺影写真は、通常の可燃ゴミとして処分しても問題は無いのですが
やはり気持ち的に、ただゴミとして処分するのはあまり気持ちの良いものでは無い方は多いのではないでしょうか?


そういう方は、どの様にして処分した方がいいのか?
菩提寺がある方は、そのお寺でお焚き上げしてもらって、供養と共に処分してもらう方法があります。


無宗教の方でも、相談すればお焚き上げしてくれるお寺はありますので、もし遺影写真の処分を考えている方が
いる様でしたら、お近くのお寺などで、その旨を話してみてはいかがでしょうか?


ただし、その際はお焚き上げ料が発生する場合がありますので、幾らかかるのか良く確認をして下さい。


その他の方法としては、葬儀会社にもよりますが、葬儀会社の方で処分してもらえるところもあります。
葬儀でお世話になった葬儀会社があれば、一度確認してみても良いでしょう。


これも、処分費として料金が発生する場合がありますので、確認を忘れない様にしましょう。


遺影写真の処分は、基本的に写真は可燃ごみ、額などは不可燃ごみや資源ごみなどで処分して問題はありませんので
あまり処分にお金を掛けたくなければ、処分する前に家族で一度合掌するなり、簡単な供養を行ってから
処分する事をおすすめします。







遺影写真の値段について


遺影写真値段

遺影写真を葬儀会社に依頼した場合、意外にも高額な料金になり、その金額に驚かれる方は少なくありません。
なぜ、こんなに高額になるのか?どういった内訳なのか?ご紹介したいと思います。


まず遺影写真の内訳についてですが、大体は4つです。
「写真データ作成費」「プリントアウト費」「額縁費」「機材費(送付費など)」
上記の内容が、大まかな内訳です。


そして、遺影の作成方法で金額が2つに分かれています。


1つは遺影写真を葬儀会社内で作成している場合です。


この場合は原価は大体3千円~5千円程度と言われています。
こちらは比較的安く出来る方法なんですが、人件費や機材費などを考えると赤字になる恐れがあるので
あまり、この方法を取る葬儀会社は少ないと思われます。


2つ目は遺影写真を外注に出している場合です。
この時の原価は大体5千円~6千円程度と言われています。


外注で作成している葬儀会社の遺影写真料金は、大体2万5千円~3万円が相場です。
大体の方は、この金額に驚かれます。


たかが写真なのに、なんでこんな高額なのか?
疑問に思われても無理はありません。


その大半は葬儀会社の手数料が占めています。


他にもお花やお供物、お棺など様々な部分にお金がかかるため出来れば費用を抑えたいところ。
ですが、大切な方の最期を考えると高額でも最高のものを使って送りだしてあげたいと考える遺族が多いため
多少高額でも支払ってしまうようです。


また、葬儀自体突然の事ですので、遺影写真をわざわざ用意している方はほとんど居なく
流れ的に、葬儀会社に遺影写真をお願いせざるおえない形になるのが多いのです。


今では、終活といった活動が注目され、昔と比べて死に対して考え方が変わってきましたが
それでも、遺影写真を生きてる内に撮るというのは、何だか変な気持ちですし
中には不謹慎と思われる方もいるでしょう。


ですが、生前中に遺影用の写真を撮ると葬儀費用が抑えられるばかりか、遺影用の写真を探す手間が省けるので葬儀の準備もよりスムーズに行えます。


では葬儀会社ではなく、写真館などに依頼した場合、どのぐらいの費用で遺影写真ができるのか?
驚くことに葬儀会社で請求する額の半分以下で済んでしまいます。


写真館などにもよりますが、大体は1万円程度で、高くても1万5千円前後です。
しかも、きちんと遺影用に加工処理も施してもらえて、額縁も付いている場合がほとんどです。


写真に関しても、一般的な遺影写真の場合は、スナップ写真をスキャンし、大きい遺影用に引き延ばすため
どうしても、輪郭などがぼやけてしまい、全体的に少しかすんだ様な写真になったり


また、遺影用の写真を探しても昔の写真しか良いのが無く、変に若い遺影写真になったりと
こういう事を踏まえて、最近の写真をいっぱい撮っておけばよかったと後悔される方もいらっしゃいます。


写真館の場合はプロ仕様のカメラで撮影し、大きい遺影のサイズで出力しますので、鮮明でくっきりとした綺麗な写真になります。


そう考えると、「不謹慎だから、そんな遺影用の写真は撮らない」というのは、ある意味、損をするのではないでしょうか?
一回限りの葬儀と考えた場合、失敗もしたくありませんし恥ずかしい思いもしたくありません。


そうならない為にも、まだ元気な内に自分が納得できる遺影写真を用意する事は大事な事に思えるのではないでしょうか?


一度、検討してみるのも良いと思います。






遺影写真用に選ぶ時のポイント


写真の選び方

葬儀の準備を進めるにあたって、1つの悩みになるのが遺影用の写真選びです。


葬儀の最中、常に飾られる遺影写真。


それを眺めながら、誰もが手を合わせ、生きていた頃に思いを馳せます。
お別れの時も、やはり一番に目に入るのは遺影写真です。


そんな遺影写真ですが、生前中に用意されていれば良いですが、遺影用の写真を用意されている方は
ごく一部の方だけで、多くは過去に撮ったスナップ写真またはケータイやデジカメで撮った画像データから
遺影用の写真を選びます。


その時の写真はどういうのが良いのか?
選ぶ際のポイントをご紹介致します。


昔では、笑っている写真は不謹慎だから選ぶもんではないとされていましたが
ここ最近では、笑っている写真でも、その人らしいという事で、それを遺影写真にする方は増えています。


その人らしさが感じられる写真の方が遺影写真にした時に、より当時の思いに馳せる事ができます。


まず、選ぶ際に注意したいのが、なるべく最近の写真が良いという事です。
あまり、若い頃の写真だと今の面影とは異なる場合があるので、注意して下さい。


それでは、スナップ写真しか無い場合の選ぶポイントについて


なるべく1人で写っている写真で顔が大きく写っているものを選ぶようにして下さい。
大きい遺影用に顔を引き延ばした時に、顔の輪郭がそこまでぼやけず、比較的、鮮明な遺影写真になります。


背景については、変更できるため、気にする必要はありません。


服装に関しては、着せ替える事ができますが、少し違和感がある場合もあり
遺影をお願いする方には、服装はそのままで背景だけ変える方もいらっしゃいます。


写真の明るさについては、昼間などの自然光で撮影されている物が望ましいですが
これに関しては、あればという事で、建物の中で撮影されているものでも構いません。


ただし、あまりにも暗らかったり、その為フラッシュを焚しまい、写っている顔がレッドアイになっていたりする写真はあまり、遺影写真には好ましくありません。


その写真しか無い場合は、最悪修正を施せますが料金が加算される場合がありますので、注意して下さい。


写っている顔の向きは、なるべく正面に向いているか、多少斜めに向いていても問題は特にありません。
真横に向いているのは遺影写真に向きません。


スナップ写真で遺影用の写真を選ぶ時の一番気を付けるポイント
「写っている顔の大きさ」です。


例えば、旅行に行った時の集合写真だと、必然的に写る顔が小さくなってしまいます。
小さく写っている物だと、顔を引き延ばした際に鮮明さが無くなり、ぼやけます。
良い写真が集合写真しか無い場合は、その中でもなるべく大きく顔が写っているものを選ぶ様にして下さい。


次にデジカメやケータイで撮った画像の場合です。


デジカメやケータイでは、撮影する際に画像サイズを決める事が出来ます。
ある程度大きいサイズで撮影しておけば、撮った画像を拡大しても、そこまでぼやける事は無く
例え集合写真しか無くても問題はありません。


葬儀会社に遺影用の写真を渡すの時はデジカメなどで撮影した画像データが一番望ましいと言えます。


ですが、撮影時に大きい画像サイズで撮っている事が重要ですので、そこに気を付けて下さい。
明るさや顔の向きに関しては、スナップ写真と同様です。


普段から家族の写真など撮る方は少ないと思います。
出来れば、祖父祖母がある程度年齢を過ぎた時から、家族と写真を撮るようにすると良いですが
なかなか出来ないようであれば、一度写真館などで家族写真を撮られるのも良いと思います。


それが、遺影用の写真としても使用できると思いますので、一度利用してみるのも良いと思います。